【SPYD】高配当米国株ETFはインカムゲイン狙いの方へおすすめ

米国株
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今回は米国株のETFの中でも高い配当利回りのSPYDを紹介しようと思います。

米国株のETFで4%を超える配当利回りは非常に魅力的で、インカムゲイン狙いの私は積極的に保有したい銘柄です。

基本情報

運用会社: ステートストリート
純資産総額:21.63億ドル (2020.1.14)
信託報酬: 0.07%
配当利回り: 4.43%
配当スケジュール: 四半期
組入銘柄数: 80銘柄
 ※配当利回りは直近1年の配当合計額から計算

最安水準の信託報酬なので長期保有におすすめです。

おすすめする理由

・配当利回りが高い

単純に配当利回りが高いことが最大の理由です。
米国株式のETFの配当利回りは2%~3%強のものが多いですが、SPYDは4%を超える配当利回りが非常に魅力的です。

ハイイールド債ETFでは5%を超えるものが散見されますが、それらのETFは金融商品の性質上リスクがとても高いと言えるでしょう。

後述しますが、SPYDは設定来で30%以上のパフォーマンスがあり、右肩上がりのS&P500の中から銘柄を選んでいるので、ハイイールド債ものと比べても、長期で見ても値下がりしにくいと思います。

なんとかショックで大きく値を下げることがあれば積極的に買っていきたいです。

・信託報酬が最安水準

長期で保有する上で気になるのは経費率ですが、0.07%とかなり安いです。

100万円分運用しても年間で700円しかかかりません。

配当であっという間に回収できてしまいますね。

インデックスについて

SPYDはS&P500の採用銘柄の中で配当利回りの上位80銘柄を機械的に組み入れています。

S&P 500® 高配当指数は、配当利回りに基づき、S&P 500® 指数の採用銘柄のうち高配当利回り上位80銘柄 のパフォーマンスを計測することを目標とする指数です。

ステートストリートより引用

S&P500の高配当銘柄を狙い撃ちで投資できるので、高配当利回りを受け取ることができます。

株価推移


SPYDの株価推移はS&P500とほとんど同じような動きです。

何十年もの間、右肩上がりの株価推移を見せているS&P500と同じような動きなので、値動き面でも多少の安心感を持てると思います。

米国株ETFはS&P500と似た動きのものが多いです。

配当利回り


こちらはSPYDの配当利回りの推移です。

月ごとの直近12ヶ月の配当額の合計をそれぞれの月の終値で割って計算しています。

2016年の終わりから4%を超えており、それ以来4%を割り込んでいません。

一時5%を超えるほどの配当利回りを記録しており、安定して4%以上を維持していますので、安心して持っていられるのではないかと思います。

5%近くになったら積極的に買い増ししていきたいところです。

配当金推移


一時的に多く配当が出ている月がありますが、それ以外を見ると配当金額はゆるやかに上昇傾向にあるように見えます。

2017年12月については実現キャピタルゲインによる配当が含まれているので突出しているように見えます。

米国ETFの分配金の考え方は非常にシンプルです。分配の原資となるのはその年(決算期)に得たインカムゲイン(配当・利子など)と実現キャピタルゲイン(売買によって実現化した値上がり益)です。これを1年間の間に分配することが求められています。ファンドがこれらの利益の分配を行わなかった場合(利益をファンド内に留保した場合)はファンド自体が課税される制度になっているため、それを避けるためにファンドはこれらの利益のすべてを分配するのが一般的となっています。また、ETFのポートフォリオマネジャーは実現キャピタルゲインをなるべく発生させないように運用するのが一般的です。

SBI証券より引用


実現キャピタルゲインによる配当が発生するケースは少ないです。

増配率

まだ新しいETFなので、グラフとしてはデータに乏しいのですが…。

上記の実現キャピタルゲインによる配当部分を除けば総じて増配傾向にある言えると思います。

今後も増配傾向を継続してほしいです。

業種別構成比率

一方で、S&P500の配当利回り上位80銘柄を機械的に組み込むため、業種別構成比率に偏りが出てくるという特徴があります。

ステートストリート SPYD から作成



上位3つの合計が46.5%で、不動産・一般消費財・エネルギーで約半分を占めることになります。

それぞれの業種で極端に偏っているわけではないので気にするほどではないですが、ベンチマークの特性上このような偏りが出ることを知っていた方が良いです。

ちなみに、高配当株式ETFでSPYDと似ているHDVの業種別構成比率は以下の表です。


HDVはエネルギー・通信・ヘルスケアに偏りがちです。

この3業種だけで56.92%あります。

仮にこのHDVとSPYDを同額ずつ保有した場合の、業種別構成比率は以下のようになります。


かなり平坦化されたように感じますね。

HDVとSPYDのそれぞれだけでは業種の偏りがあって心配な人はこのようにどちらも保有することで業種を分散することができます。

このようにETFを複数組み合わせて業種別構成比率を分散することができます。

S&P500との比較

Investing.comより引用


青線がS&P500
黒線がSPYDです。

SPYDの設定が2015年10月なので、SPYDの設定来のS&P500とのパフォーマンスの比較チャートです。

S&P500が58.21%上昇しているのに対し、SPYDは30.47%の上昇です。

一見するとS&P500にアンダーパフォームしていますが、SPYDは配当を受け取りながらも30.47%も上昇しています。

あくまでインカムゲイン狙いでの保有であり、年間4%を超える配当を受け取っていて30%以上も上昇しているわけです。

キャピタルゲインを狙わずに長期で保有する方には持って来いのETFだと強く感じます。

キャピタルゲイン狙いの人は他のETFを検討するべきでしょう。

他のETFと組み合わせて使う

インカムゲイン狙いなので配当利回りが高いETFが必要ですが、銘柄ごとに特徴がある中で一つのETFに集中投資するのはおすすめできません。

SPYDも例外ではなく、他のETFと組み合わせてポートフォリオを作ることをおすすめします。

高配当株式ETFは他にもあり、HDVと組み合わせるのが良いかと思います。

HDVが比較的保守的なETFですので、SPYDは攻めの高配当株ETFという位置づけで保有していこうと思います。