米国株ETF 増配のメリット

米国株
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今回は増配のメリットについて書こうと思います。

私はインカムゲイン狙いの長期投資ですので、配当がかなり重要になってきます。

その中で注目しているのが増配です。

連続増配や増配率がインカムゲインにもたらす影響は強烈だと思います。

米国株では個別銘柄だと60年以上連続増配している銘柄もあり、株主還元にこだわった企業がたくさんあります。

ETFもリーマンショックの時には減配していても、それ以降ずっと増配している銘柄があります。

今回は高配当株式ETFであるVYMを例にして、増配の威力を検証していきます。


VYMは直近10年間の平均増配率が9.57%もある超優秀なETFです。

VYMを例に取れば増配の魅力が伝わると思います。

増配のメリット

私は増配のメリットは大きく分けて2つあると考えます。

・将来の配当利回りが高くなる。

・結果としてキャピタルゲインも得られる。


将来の配当利回りが高くなる

「将来の配当利回りが高くなる。」と言われてもピンと来ないと思いますので、VYMの実際の過去のデータから検証します。

検証方法は10年前にVYMを購入したとして、その建玉の2019年12月末時点での配当利回りを計算して示します。

またこのデータでは、売買手数料や配当金の税金は考慮しないものとします。

データで示す配当利回りの計算方法は、それぞれの時点での1株当たりの直近12ヶ月の配当合計額を買付時の株価で割ります。



例えば2020.1.29現在の株価でVYMを買った場合の配当利回りの計算式は以下のようになります。

直近12ヶ月の配当合計額2.8418ドル÷VYMの買付株価(2020.1.29)93.06ドル=3.05%

この計算式を使うことで、
・ずっと前に買った自分の建玉の現在の配当利回り
例→後述します。

・株価がいくらの時に配当利回りが何%なのか
例→VYMの2019.12月時点の直近12ヶ月配当合計額は2.8418ドル
VYMがもし80ドルまで値下がりしたら、その時の配当利回りは3.55%

・数回に分けて買ったETFの平均利回り
例→VYMを80ドルで1株、90ドルで1株買った場合の平均取得単価は85ドル
直近12ヶ月配当金合計額は2.8418ドルを85ドルで割って、3.34%

などを算出することができます。


それではVYMの10年前の実際のデータを見てみましょう。

2010年1月 【VYM】
株価:37.06ドルで買付
直近12ヶ月配当金合計額:1.1680ドル
配当利回りは
1.1680ドル ÷ 37.06ドル = 3.15%



2019年12月末 【VYM】
買付株価は37.06ドル(10年前に買った)
直近12ヶ月配当金合計額:2.8418ドル
配当利回りは
2.8418ドル ÷ 37.06ドル = 7.67%


10年前に37.06ドルで買ったVYMは10年後(2019年末)には7.67%もの驚異の配当利回りをはじき出すETFに成長しているわけです。

直近12ヶ月の配当金合計額が、1.1680ドルから2.8418ドルへ2.43倍も増配しているから配当利回りも2.43倍になっています。

このように増配率が高ければ高いほど、今自分が持っているETFの将来の配当利回りも高くなるということです。

増配する米国株・ETFは配当利回りが成長するということですね。

これは長期投資においてはかなり重要であり、長期投資にのみ許されたメリットだと思います。

なので私は増配率や連続増配に注目と期待をしています。

・結果としてキャピタルゲインも得られる。


増配を続けるということは、その個別株、もしくはそのETFを構成する銘柄たちの経営状況や収益・利益が良いため株価自体も上がっていく傾向があるということです。

また、相場が軟調になり株価が下がってきた時も、高配当銘柄は一定のところで下支え的な買いが入りやすく、値下がり損をしにくいです。

こちらはVYMの配当利回りの推移ですが、リーマンショック以降はおよそ2.7~3.4%の間を保っています。

VYMの株価が下がってくると配当利回りが上昇しますので、買いたい人が増えてくるから株価が下支えされやすいということです。

そのため、増配銘柄は比較的安心感を持って保有していられると感じています。

配当が多いことは株価の上昇要因で、配当利回りが高いことは相場下落時の株価下支え要因です。

その2つの要因を引き出すためには増配して利回りを高く保っている銘柄が良いと思います。

まとめ

・増配銘柄は早い段階で買っておくことで、数年後に強烈なインカムを生み出してくれる。
・配当利回りを高く保ってくれるので、株価も値上がりしやすいし、下落もしにくい。

今回紹介した増配のメリットは、インカムゲイン狙いの長期運用の方が得られる恩恵です。

手厚い株主還元が魅力の米国株ですから、その魅力を存分に引き出せるポートフォリオを作りたいですね。

米国の個別株には連続配当銘柄がたくさんあります。私はETFを中心にしておりますが、個別株にも目を向けてみようと思いました。

今回例で使ったVYMの記事は以下です。
合わせてご覧ください。