【HDV】財務健全性の高い高配当株ETF

米国株
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今回も高配当株式ETFの紹介です。

以前紹介したSPYDと似ていて、高配当株式に投資するETFです。配当利回りはSPYDに劣りますが、財務健全性に注目した銘柄選定なので要チェックです。

比較的保守的な高配当株式ETFとして活用していきます。

基本情報

運用会社: ブラックロック
純資産総額:77.67億ドル (2020.1.15)
信託報酬: 0.08%
配当利回り: 3.30%
配当スケジュール: 四半期
組入銘柄数: 75銘柄
 ※配当利回りは直近1年の配当合計額から計算

配当利回りは3%強です。高配当株ETFではない株式もののETFなどでは1%~2%台の配当利回りのものが多いです。株式ETFとしてはとても高い配当利回りだと思います。

信託報酬もとても安く長期保有におすすめです。

※参考
SPYD 信託報酬 0.07%
VYM 信託報酬 0.06%

おすすめする理由

・財務健全性の高い高配当株に投資

HDVのインデックス(投資方針)は、モーニングスター配当フォーカス指数というものです。

モーニングスター配当フォーカス指数は、モーニングスター(Morningstar, Inc.)が算出・公表する、米国株式市場において、米国高配当株で構成される指数(配当込み)をいいます。これは、米国株式市場全体の約97%を占める「モーニングスター米国株式指数(Morningstar US Market Index)」の構成銘柄の中でも、財務の健全性が高く、かつ持続的に平均以上の配当を支払うことができると認められた「利回り上位75社の銘柄」で構成されています。

iFinanceより引用


モーニングスター配当フォーカス指数では、米国株の中でも財務健全性持続的な平均以上の配当能力に注目しています。

まとめるとHDVは、
・米国株式市場全体の97%の銘柄の中の、財務健全性が高く、かつ持続的に平均以上の配当が支払える銘柄の中から
・配当利回りが高い上位75銘柄に投資しています。

一方SPYDは、
・S&P500の構成銘柄の中から
・単純に配当利回りが高い上位80銘柄に投資しています。

SPYDと比較しても、HDVは保守性を持ちながらも高配当を受け取ろう。というETFということです。


・信託報酬が最安水準

長期で保有する上で気になる経費率は0.08%です。

100万円分運用しても年間で800円しかかかりません。

SPYDの信託報酬は0.07%ですが、誤差程度の差ですので、気にするところではありませんね。

株価推移


HDVの株価推移はS&P500とほとんど同じような動きです。

何十年もの間、右肩上がりの株価推移を見せているS&P500と同じような動きなので、値動き面でも多少の安心感を持てると思います。

米国株ETFはS&P500と似た動きのものが多いです。

配当利回り

こちらはHDVの配当利回りの推移です。

月ごとの直近12ヶ月の配当額の合計をそれぞれの月の終値で割って計算しています。

2013年頃からずっと3%以上を維持しています。

一時的に4%を超えています。

3%台後半になったら積極的に買い増ししたいです。

配当金推移


ETF設定直後から配当金は上昇しはじめており、現在まで上昇傾向は崩れていません。

安心感を持って保有できるETFだと思います。


増配率

こちらはHDVの増配率のグラフです。

過去7年間で減配は2016年一度だけで、他6年間は増配しています。

また平均増配率は6.48%です。

まだ歴史の浅いETFですが、今後の増配にも非常に期待しています。

業種別構成比率

ブラックロック HDV より作成


エネルギー・通信・ヘルスケアに偏っている印象があります。この3業種だけで56.92%あります。

SPYDも同様ですが、配当利回りの上位銘柄を抽出するとこのように偏ってしまうのは仕方がないことです。

それでも75銘柄に分散しているので、ある特定の個別銘柄に集中投資する場合のリスクと比べれば気にする程でもないと感じます。

また、HDVとSPYDを組み合わせて保有することで、高配当利回り株式ETFの中で業種ごとの分散をすることができます。

以下SPYDの業種別構成比率です。

ステートストリート SPYD から作成


SPYDは不動産・一般消費財・エネルギーに偏りがちです。この3業種で46.50%あります。

HDVとSPYDの業種別構成比率をそれぞれ単純に足して2で割った場合の比率が以下です。


SPYDとHDVを同じ金額ずつ保有した場合の合算業種別構成比率ですが、かなり平坦化されたように思いませんか?

HDVとSPYDのそれぞれだけでは業種の偏りがあって心配な人はこのようにどちらも保有することで業種を分散することができます。

私はどちらも保有していこうと思います。

S&P500との比較

Investing.comより引用


青線がS&P500
黒線がHDVです。

HDVの設定が2011年3月なので、 HDVの設定来のS&P500とのパフォーマンスの比較チャートです。

S&P500が148.09%上昇しておりますが、HDVは92.03%の上昇です。

しかしHDVは配当を受け取りながらも株価が92.03%上昇しています。

インカムゲイン狙いで保有していながらもキャピタルゲインも狙えそうな数値です。

財務健全性が高く、比較的安心して持てるETFなので長期保有でインカムゲインとキャピタルゲインの両方を狙えると感じました。

他のETFと組み合わせて使う


インカムゲイン狙いなので配当利回りが高いETFが必要ですが、銘柄ごとに特徴がある中で一つのETFに集中投資するのはおすすめできません。

HDVも例外ではなく、他のETFと組み合わせてポートフォリオを作ることをおすすめします。

HDVは3%超の配当利回り、SPYDは4%超の配当利回りです。

そしてHDVとSPYDを両方持つことで、業種別構成比率をさらに分散させることができます。

SPYDを攻めの高配当株式ETFとして、HDVを守りの高配当株式ETFと位置付けてポートフォリオを作っていこうと思います。